債権者会議の話

【債権者説明会の様子】
スーツ姿に扮した社長等が債権者説明会に登場。
  ↓
「土下座しろ!」「すれば免許を諦めていただけるんですね」などの会話を経て土下座
  ↓
土下座している傍の床を叩かれ、「おい」「どーすんの!」などと罵られる。
  ↓
壇上に上がった受講生たちに「顔を上げて」と引っぱり起こされる。
  ↓
「どうなさるんですか?」「申し訳ございませんはもう何回も聞いた」
等としつこく正面の女受講生に聞かれて再び正座で頭を下げる。
その様子を見ながら、取り囲んだ受講生たちが一斉に爆笑する。
「アハハハハハハハハハハ」
  ↓
「お忙しい中、ネイルする時間あったんだもんねぇ?」「そんなキレイなピアスつけて」「おめかしして」
と女受講生。
社長の土下座する姿をケータイ等で撮影しながら、再び笑い出す一同。「アハハハハ」(以下略)

ビデオも削除されているし、私は債権者ではないのでこの件は知らんとしか言いようが無いのだけど、債権者会議というのは普通にやると紛糾する。お金がない人からなんとか回収したいと考えても無い袖は触れない訳だから当然である。

んで、まことしやかに言われているのが筋書きである。債権者のなかに恫喝役やなだめ役を予め用意しておき、恫喝役の債権者が債務者を猛烈に恫喝する。しばらく恫喝させておいてそれをなだめ役の債権者が、おいおいしょうがないじゃないか、そこまで言ってもどうにもならんだろうとなだめる。すると恫喝役がこれまでの態度とは裏腹に、ちくしょー。くやしいと泣いたりして、未練がましく引き下がったりする。

で、全体の債権者に対してなだめ役が、こういう状態ですからと諭すと、普通の債権者は仕方ないな…という雰囲気になってしまう。


そういう話もあるよという事で。そんだけ。