猫に躊躇無く寄って行ける心理

すべての人にというわけではないのだが、自分は猫好きなやつ、特に道ばたで猫を見つけたら「猫ちゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁん」って言って駆け寄っていくやつが嫌いだ。

自分は犬が好きだが、そこまで駆けていくこともないし、たとえばデートの途中でそんなことをされると軽くムっとくる。

いずれかが何かを好む事が嫌いというのは、一つの物を一方が好きで一方嫌いだったりするのとは桁が違うぐらいに複雑な齟齬なのでパートナーを選ぶのには大きな要素だと思うので、まぁよく考えてください。

それはともかくとして、私は猫好きなので*1なでる事ができるなら、なでたりしたい派なのだが、同時に増田の気持ちも分からなくも無い。猫の事になると理性的にアホになるとでも言おうか、寛容性が異常に増し公平性に欠ける部分が目立つからだろう。親バカみたいな物だ。

で、何故猫好きが猫に躊躇無く寄って行けるかという話なんだけど、これは猫に近づいても、逃げられるか受け入れられるかの2択な上に逃げられるのが基本のため一切のリスクがないからだ。

例えば、犬に駆け寄っても噛まれるリスクというのは通常ほとんど勘案しないが*2、犬が喜んで抱きついてくる可能性は大きい。これは服が汚れるし、倒されたり、爪で皮膚が引っ掻かれる*3等複数のリスクがある。さらにあの人類のパートナーとも言われる犬にさわられるのをいやがられるなんて心理的なショックもあるだろう*4

なにも、これを持ってして猫馬鹿現象を大目に見てもらおうとかは思わない*5。ただ、猫の様に人にリスクを与えず、八方美人でもない生き方はカッコいいと思わないだろうか。猫好きな人を好きになれなくても猫は好きになれるはず。

*1:犬も好きだよ

*2:少しはした方が良いよ。現実にあるから。

*3:爪が鋭利でない分痛いし直りが悪い

*4:実際さわらせてくれない犬も居る

*5:正直猫好きの自分をアピールなんてのはいいがかりに近いとは思うが。