陰口

というか、ただそれだけなのに癒されてしまうウチの(自分含む)女性社員達ってどうよと思った。

女子に好かれている(?)人が居て、なんでかと考えたら陰口を言わないからと結論づけられているけど、これを読んで果たしてどうだろうと思った。

陰口の是非はともかくとして、愚痴や陰口なんてのは普通の事だ。恐らく女性社員達も陰口を言いあっているだろうし。そんな中で異性に陰口言わない人が居て好感を得るだろうか?その事が評価に繋がるのであれば評価点が無自覚であっても(無自覚だとより)自分はなんて嫌な人間だろうと日々暗澹たる気持ちに悩まされている事だろう。そして、恐らく当人達はそんな事は無いと思うのでやっぱり陰口は問題ではないと考えるのが自然じゃないかなーと思う。

自分の陰口を言わないという点は非常に重要だし、好きな人が他人を悪く言っているのを聞けばがっかりする事はあるだろうけど、それ以外に関してはさほど重用視しないと思う。それは同性も同じ。

もちろん、あんまりにもしつこかったり、無根拠な陰口だったり、面と向って言う様な人だと場の雰囲気が悪くなるので嫌気も刺すだろう(これが悪口言うなら堂々と本人に言えという理屈の破綻してる所。)けど、陰口を言わないなんて事で評判が良くなるなんてのはどうにも取ってつけた様な道徳的で模範的な意見にしか聞こえない。いってみれば良く知らない人の内面を無難に褒める様な物であって、説得力の源泉はバーナム効果なんじゃないかとすら感じる。

評判の良い本人を観察する事ができないので、何処が好かれているかは考える余地もないけど、陰口ってのは大した問題ではないと歳を重ねるほど思います。