ネットワーク外部性

今はもう誰も地図を取らないし、家に足を運ばなくなっている。

地図を自分で取ってくるのは面倒だし、歩いて場所を探すのはかったるい。

それ以上にもっともっと、繋がっていたい、一緒にいたいという願望が強くなっていった。

概ね同意なのだけど、繋がっていたい、一緒にいたいというより、その方が露出が上がるってだけだと思うな。そこら辺を意図して書いてないと思われるの無用なツッコミだとは思うけど。

基本的にデパートと商店街(ビルイン店と路面店ですね)もそうだし、広告雑誌(住宅広告雑誌とか、求人情報雑誌とかね)も同じだし、サイトも同じ。基本的に集約されている方が探す方に取って便利なんだよね。で、それが作用して、集約している所に情報を出すと物を提供している方にとっても効率が良くなる。

いわゆるネットワーク外部性ってやつなんだけど、ネットワーク外部性の話で出てくる有名な例としての電話なんかとは違って小売りや、情報や、コンテンツなんかは、等しく同じ物の集まりではなくて、消費者と生産者という立場の違いがあるし、同じ生産者と消費者にも分野によって消費する生産者であったりする(サービス業でもな)。そして、同じ立場から見てもそれぞれに優劣(みたいなもの)がある。

そして、一つ抜けた存在になると、また独り立ちした方がメリットが出てくる。だから「発表の場」としての個人サイトは絶滅しないし、繋がりたい、一緒にいたいという間隔を超えてハブになりたがるし頭角を現したくなる。というより、最初からそう考えているはず。明確に意識していようと無かろうと。

まぁ、結局一番成長するのは、電話会社であり、デパートであり、リクルートであり、楽天であり、リーヴァイスでありはてななんだけど。