政治家の資質

麻生首相が国会で、戦争責任に関する過去の政府談話を「ふしゅう」する、という答弁を重ねている。参院事務局は「受け継ぐ」という意味の「踏襲(とうしゅう)」のことだと判断して議事録に載せているが、誤読続きに「秘書官が首相に指摘するべきだ」との声も出ている。

事前に用意された原稿で答弁してるなら読み間違いもあるでしょうねと思ったんだけど、麻生首相は踏襲以外にも色々と間違える人で、基本的に漢字は苦手らしい。

以前麻生さんは米国に留学して英語をマスターしたらしいけど、米国英語を聞いた家族がそれではいかんと英国に留学させたみたいな話を読んだ事がある。そのお陰でキングスイングリッシュは身に付いたけど(ついたかどうかは知らないし、この話自体本当かどうかも怪しいけど)日本語はおろそかになっちゃたのかなーなんて思ったりした。

ただ、正直思う所はそんな事どうでもいいってことだよね。出身大学の学習院としては不名誉な事かもしれないけど、別に漢字のテストやってるわけじゃないし。まぁ、みっともないかもしれないけど政治家としては別に間違って覚えた漢字がちょっと人より多いぐらいでどうなる訳でもない。

選挙が近づくと地元出身とか、会社員出身とか言うけど、お勉強とか学歴とかも同じで、より庶民的というか身近な印象な方が支持される気がしなくも無い(麻生さんはお坊ちゃんだけどね)。熱意が同じであれば、義務教育を収めただけだったり、嫌々ながら派遣で働いた事のある人の方が国民の代表として多くの人に支持されるんじゃないかなーと思う。