ホスト型コミュニケーション

ネットでのコミュニケーションの事を考えていたんだけど、一番受け入れられやすいのはホスト型のコミュニケーションなんだろうなという事にとりあえず結論づいたのでメモ。

ホスト型というのは、そのまんまだけど、ホスト役とゲスト役がいて、ホストがゲストの相手をする。また、ホストはゲストを兼ねる事が出来るし、ゲストはホストを兼ねる事も出来る。
これが受け入れられやすいと考える理由は単純で、誰かが相手をしてくれないと自分の存在を客観視できないから。そしてホストとゲストの間には共依存の関係が出来るので、比較的関係が保たれやすい。

ホスト型とは違う形態がスター型になるかなーと思う。アイドルとファンの関係みたいな物で、基本的には一方通行。カリスマとフォロワーとも言える。このパターンの方がイノベーションが起きやすいし、マンネリ化する事は無いけど、役割を兼ねる事が出来ず、消費的な側面が大きくなる。

優劣は無いけど、スターになりたい人に対して、実際になれる人が少ないし、まったく興味が無い人も大勢居る。それに対してホスト型はネットでのコミュニケーションと言う土台の上では安定感がありバランスがかなり良いと思う。

これらは共存可能だけど、性質が全く異なるので、交換は不可能。なんとなくコミュニティー設計をすると後戻りが出来ないので、予めどちらにするか(どちらとして設計するか)は明確に決めておいた方が良い項目だと思う。