念じれば動く

7.言葉の定義にうるさくて話が進まない。

厳密な意味では違うのは分かったから、話の要点に進んで欲しいんだけど・・・それで、出来るの? 出来ないの? 出来ないなら出来ないでいいから答えて?

私は技術職ではないゆえ突っ込むのもお門違いな気がしなくもない。

だから一般論として聞いて頂ければ嬉しいし、文脈というものは世界で幅を利かせている最も大切な事のうちのいくつかだと理解しているので、引用元のケースとは違う意味なのかもしれない。なので別の文脈の別個の話として読んで頂きたいのだけど、たぶん用語の定義のずれで理解がたがうのを避けたいのではないかな。

世の中には間違っていなくても異様に広い意味で解釈されている言葉というのは沢山ある。結局言った言わないはどういう意味で言ったかという部分に齟齬の原因がある事がほとんどなのではないだろうか?

考えを形(商品)にするという作業は、どんなに技術力に秀でていようとも、考えに対する正しい理解が無いと到底正しい形にはなりえない。現実的に最終的な担当者が作業的現場*1責任を追う事になるわけで、その立場にある人がこれを気にするのは当然だと思う。言葉の定義次第で出来たりできなかったりという事は沢山あると思うし。技術的にできない事とか、金銭的にできない事とか、道義的に出来ない事とか、いろいろあるじゃない。

ただ、ここではき違えられると嫌なので断っておくと、殆どの場合それは徒労に終わるという事。確かにうざいよね。そんな細かい事気にし無くったって大抵は大丈夫なのに。そんな事気にするより適当に早く進めようぜ!ってのは分からなくも無いよ。でもね、その手間で万に一つのトラブルが避けられるなら安い物なんじゃないかな。結局トラブルに対応するのは誰かという事、そして誰に迷惑をかけるのかという事を考えれば難しく無い判断だと思う。

一義的な言葉で説明しないという事は、念じれば通じる様な物を求めてるのと似た様な滑稽な行為だと思う。そして、これは別に技術職に限らず、何かを依頼される立場になる人全般に言える事だ。だから、私は夏でもアイスコーヒーというし、冬でもホットコーヒーと注文する。2回目の来店でも、3回目の来店でも同様である。店員さんの為に、そして客である自分の為に。

うざくてすいません。

*1:現場ってのも難しい言葉だよね。世界中現場です。